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経験して分かったKindle出版:どうやって決める?はじめての価格設定

Kindle出版

続けられるテーマを選びブログをはじめ、Googleアドセンスではじめて収益見込が1円と表示された時は、サラリーマンの給与生活とは一味違う喜びを感じました。

そして、いつかは本を出版したいという思いから、ニッチながらも読んでくださる人がいる記事を再構成して、Kindle出版に取り組みました。

表紙のデザインなども、時間がかかるし終わりのない仕事ですが、Kindle本の価格をいくらにするかは、リアルなビジネスを体感する貴重な経験となりました。

ここでは、はじめてのKindle出版で、どの様にして価格を決めたかについてまとめています。

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Kindle出版で最後に決めたのが販売価格(定価)

これまでのビジネスマンとしての経験の中では、企画した製品の価格を決めるのは営業部門の仕事なので、「いくらで売りたいのか」を確認することはあっても、定価を決めることはありませんでした。

Kindle出版をすることで、はじめて「自分で作ったモノの価格を決めて販売する」ことをリアルに体験することになりました。

Kindle本の出版準備(原稿等の作成)まで

私のKindle出版の同期からKindle本の原稿を作成するまでは、次の通りです。

  • 本を出したいという動機から、
  • ブログをはじめることで本の原稿になる部分を作り、
  • ブログを読んで頂ける方がることを知り、
  • よく読まれている記事を中心にKindle本の構成をきめ、
  • ブログ記事を元にKindle本にまとめる。

Kindle本の原稿(ワード・ファイル)ができると、

  • 本の原稿以外のはじめにやあとがきをまとめ、
  • 表紙を作ります。

ここまでの準備ができると、Kindle出版を申請します。

Kindle出版の申請と定価の決定

Kindle出版の申請をするということは、自分のKindle本を販売することなので定価を決める必要があります。

販売価格については、時々考えてみることもあったのですが、いざ決めようとすると、次のような思いが頭の中をめぐり、なかなか決められませんでした。

  • 読者がいることはわかったが、いくらなら買ってもよいと思っているかは分からない。
  • 製品には適正価格があるようなイメージがありますが、そもそも適正な価格は誰にとって適正なのか分からない。
  • 時間単価を積み上げる価格設定もあるが、そもそも時間単価はある程度の実績がないと決めようもない。

そんな時に、「買ってもいいかな」という価格のイメージとして「ワンコイン(500円)」というキーワードが浮かんできて、販売を開始することは決めていましたので、

  • Kindle本の定価をワンコイン(500円、税別)

に決めました。

  • 定価を決めた理由は、まさに「自分で決めた」

だけで、何か特別な理由があるわけではありません。

いくら考えても、

  • 自分のKindle本の適正価格が分かるはずがない。
  • 決めないことには、販売開始できない。

ので、

  • ワンコインが高いか安いかは分からないけれど、販売すること

を決めたイメージになります。

Kindle本の価格設定が難しかった理由

Kindle本の価格設定が難しいのは、

  • 自分で作ったものの販売価格を決めるから

だと考えています。

Kindle本として形にするまでには、自分の時間や費用、大変だったことなどもあります。

私の場合、Kindle本のニーズはあると判断はしていましたが、本当に売れるかんびついては確信を持つまでには至っていませんでした。

それでも、

  • 販売により(いくらかは別にして)利益が出る価格設定にすること

を目標にしました。

はかせ
はかせ

結局、やってみないことには分からないことばかりなので、「やってみる」ことは本当に重要だと思います。

Kindleペーパーバックの販売価格

Kindleペーパーバックは、注文が入ってから印刷し、発送される紙の書籍です。

Kindle(電子書籍)の販売を開始してから、

  • 「紙の本が欲しい」

との声が、ブログに寄せられることがありました。

リアルな本ならではの大変さ

Kindleペーパーバックは、電子書籍と違い、本のサイズや文字数、ページ内のレイアウトなどを意識することになります。

表紙のデータも必要で、表紙、厚み(ページ数)、裏表紙を1つの画像データとして作成します。

試行錯誤することも多かったのですが、リアルなモノづくりを体験することにもなりおもしろかったのも事実です。

Kindleペーパーバックの印刷代

Kindleペーパーバックは、紙の本なので用紙、印刷や製本費用がかかります。

カラー印刷だと印刷代も跳ね上がりますので、最低価格もKindle(電子書籍)よりも高くなります。

紙の書籍であっても価格設定の悩みはありますので、

  • Kindle(電子書籍)と同じ程度の利益

を目安に決めました。

Amazonのセールス

Kindle本がある程度売れてくる(読まれるようになる)と、

  • 「Amazonからセールス対象になりましたが、どうしますか?」

といったお誘いがきます。

当初は、

  • セールス(割引)はしない。

という方針としていましたが、

  • 誘われているのなら、宣伝効果があるかもしれない

と考え直して、お誘いがあったらセールス対象にしています。

きっちり、数字を取って販売数や数量をウォッチしていないので、効果の程は分かりませんが、「売れてはいる」という状況なので、現状維持としています。

はかせ
はかせ

仕入れのない販売ではありますが、マーケティングに関することも体験できて、面白いです。

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まとめ

ブログをはじめ、Googleアドセンスではじめて収益見込が1円と表示された時は、給与生活とは一味違う喜びを感じました。

そして、いつかは本を出版したいという思いから、ニッチながらも読んでくださる人がいる記事を再構成して、Kindle出版に取り組みました。

表紙のデザインなども、時間がかかるし終わりのない仕事ですが、Kindle本の価格をいくらにするかは、リアルなビジネスを体感する貴重な経験となりました。

ここでは、はじめてのKindle出版で、どの様にして価格を決めたかについて、以下の項目で説明しました。

  • Kindle出版で最後に決めたのが販売価格(定価)
    • Kindle本の出版準備(原稿等の作成)まで
    • Kindle出版の申請と定価の決定
    • Kindle本の価格設定が難しかった理由
  • Kindleペーパーバックの販売価格
    • リアルな本ならではの大変さ
    • Kindleペーパーバックの印刷代
  • Amazonのセールス
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