ここまで、はじめてのKindle出版について説明してきました。
ここでは、1冊目のKindle本の販売が開始となり、一息ついたところでの感想とKDP(Amazon Kindle Direct Publishing)の報酬などについて説明します。
はじめてのKindle出版を終えて
はじめてのKindle出版、Google先生にもずいぶんお世話になりましたが、最終的に参考にした、役に立つ情報はKDPの公式ヘルプでした。
KDPの公式ヘルプが分かりやすいか、使いやすいかには疑問が残りますが、知りたい情報があり、検索で調べられるので十分に合格点だと思います。
次の目標は、技術系のKindle本出版としていたのですが、こちらも出版できました。
2冊目の技術系の本では画像を使っているのですが、画像サイズに気をつければ何とかなりそうだということで、大きな画像を準備しました。
なお数式を使う場合には、ブログで数式表示をするようにはいかない様なので、数式を最低限にして、画像と組み合わせて使えばよいかと考えています。
KDPの報酬対象
私のKindle出版は、「紙の本を出版したい」という思いからはじめたので、KDPでの報酬(売上)については、「売れれば報酬が出る」こと程度しか調べていませんでした。
本は紙の書籍が好みなので、電子書籍であるKindleは、出版する手段としての興味がほとんどだったからだと思います。
とはいえ、ありがたいことに、実際に販売を開始すると程なくして売れたため、Kindleの報酬対象について備忘録を兼ねまとめておきます。
ここでは、Kindleペーパーブックについては除いています。
Kindleの報酬対象は、次のようになっています。
- 電子書籍
- KUとKOL:読まれたページ数で課金
Kindle(電子書籍)の対象には、KU(Kindle Unlimited)とKOL(Kindleオーナーライブラリー)が含まれています。
つまり、ビジネスとしてみた場合、「無料なら試しに読んでみようか」というお客様を期待することができるということです。
KU(Kindle Unlimited):
- 月々の購読料で好きな電子書籍を利用期間の制限なく読み放題で楽しむことができる。
KOL(Kindleオーナーライブラリー):
- Kindleを所有するAmazonプライム会員は、1か月に1回、無料で本を読むことができる。
Kindle出版をしてからですが、Kindleはいつでも読めるだけに、立ち読みよりもすごいサービスだと思っています。
最後にもう一度、Kindle出版できた理由
Kindle出版できた理由は、PDCAをDoから実行したことです。Doはもちろん書くことです。
何より原稿を書くこと、アウトプットすることが重要なのは、ブログと一緒です。
X(旧Twitter)のアカウントはもっていますが、Xから始めるKindle出版というのもありではないかと思います。
- Xで140字の文章を自分の言葉でまとめてポスト(ツイート)する。
- ポストの数が増えてきたらブログ記事としてまとめてみる。
- ブログ記事からKindle出版
やはり、継続すること、続けられるテーマがポイントになりそうで、これはブログとも共通するようです。
参考:DoからはじめるPDCA
モノづくりの品質管理(ISO9000シリーズ)では、PDCAという言葉があります。
PDCAサイクルという一連の流れですが、Pの計画からではなく、まずやってみるDoから小さいPDCAを回した方がよいという考えています。
DoからはじめるPDCAについては、以下の記事をご参照ください。
まとめ
ここまで、はじめてのKindle出版について説明してきました。
ここでは、1冊目のKindle本の販売が開始となり、一息ついたところでの感想とKDP(Amazon Kindle Direct Publishing)の報酬などについて、以下の項目で説明しました。
- はじめてのKindle出版を終えて
- KDPの報酬対象
- 最後にもう一度、Kindle出版できた理由
- 参考:DoからはじめるPDCA