ロボットからはじめたペーパクラフトですが、自分の技量からも作れるものは限らていました。
私の運営する別のブログ「写真で学ぶ航空機のモノづくり」では、主に米国空軍のWebサイトで公開されている写真をつかって記事をまとめています。
しかし、機体形状や細部は写真では分かりにくいこともあり、F/A-18スーパーホーネットのプラモデル(スケールモデル)を購入したこともありますが、ガンプラと違い塗装は必須で組み立てるだけでもなかなか難しいため、断念していました。
またプラモデルの入手がガンプラ以上に難しいものもありました。
Google先生に聞いてみると、海外のWebサイトには航空機のペーパークラフトもあるようですが、有料のペーパークラフトを作る技量もなく、作れるものを作ってみたのが航空機のペーパークラフトでした。
ここでは、ペーパークラフトの魅力とまではいいませんが、こんなモノも作れるよということで、航空機の作例を紹介します。
ペーパークラフトを作る時の注意点
ガンプラと違い、ペーパークラフトの素材は紙です。
紙を木工用ボンド(水性の接着剤)で貼って組み立てていくので紙の性質は頭に入れておきます。
といっても難しいことはありません。
紙の取扱いでは、次のことに注意します。
- 紙は水分に弱い(湿気を嫌う、濡らさないようにする)
- 紙は多少伸びる(接着剤をつけると紙がやわらかくなり多少伸びます)
接着剤の使い方では、次のことに注意します。
- 接着剤をつけ過ぎてよいことはない(紙が伸びる、はみ出たりして汚くなる)
- 接着剤(木工用ボンド)は、チューブから出して、必要量を爪楊枝で取り、両面に薄く伸ばす。
- 半乾きの状態で、貼り合わせて圧着(指で押さえる)
はかせのペーパークラフト製作例:航空機編
ペーパークラフトとはどんなもので、私のスキル(器用さ)の程度がわかるかもしれませんが、こんなモノづくりもあります。

何を作るか探したり、作っている時の集中している時間は、意識して作らないと得られない貴重な時間だと思います。
A-10サンダーボルト
A-10サンダーボルトは、米国空軍の近接航空支援を行うジェット機です。
特徴的な外観をもつジェット機ですが、低空・低速飛行が得意であり、戦闘ヘリとは違った役割があります。
下図は、A-10サンダーボルトです。
- 直線的な部分が多いペーパークラフトでしたが、角度を出したり、直線部分が長いときれいには作れなかったりしました。
図1 A-10サンダーボルト
A-10サンダーボルトの詳細は、以下をご参照ください。
F-14トムキャット
映画トップガンの主役機F-14トムキャットは、可変翼の艦載機で昔から好きな機体の1つです。
F-14トムキャットはシンプルな型紙しか入手できませんでしたが、作ってみたのが下図になります。

F-14トムキャット
図2 F-14トムキャット
F-14トムキャットの詳細は、以下をご参照ください。
F-14トムキャットは、プラモデルもあります。
作ってみようと思うこともありましたが、スケールモデルなのであきらめました。
下記はAmazonのリンクです。販売元と出荷元にはご注意ください。
ウルトラホーク
ペーパークラフトで何か作りたくてみつけたのがウルトラホークです。
接着剤が乾くと、合体もできてなかなか楽しかった覚えがあります。
図3-1 ウルトラホーク:3機合体

ウルトラホーク:3機分離
図3-2 ウルトラホーク:3機分離
展開図の入手先
有料のペーパークラフトもありますが、まずは、Google先生に聞いてみてください。
メーカーが型紙を提供している場合もあり、いろいろ出てくると思いますので、気になったモノを作ってみてはいかがでしょうか?
以下は、航空自衛隊の公式Webサイトのスカイ・ファンにある3D紙飛行機のリンクです。
まとめ
ガンプラづくりといっても、ランナーから切り出して組み立ててシールを貼るだけなのですが、ガンプラの入手が難しくなってから次は何をしようかと考えていた時期がありました。
そんな時、ペーパークラフトを知り、やってみることにしました。
ここでは、ペーパークラフトの魅力とまではいいませんが、こんなモノも作れるよということで、作ってみた航空機のペーパークラフトを、以下の項目で紹介しました。
- ペーパークラフトを作る時の注意点
- はかせのペーパークラフト製作例:航空機編
- A-10サンダーボルト
- F-14トムキャット
- ウルトラホーク
- 展開図の入手先