順風満帆とはいきませんが、現在4つのブログを運営しています。
文章を書くのが好きなのは間違いないと思いますが、書きたいことが浮かんできてタイピングが進むこともあれば、WordPressは開いたものの1文字も入力しないで閉じることもあります。
私個人の力量の問題だとは思うのですが、GoogleアドセンスでWebサイトの質や見る人の役に立つ記事の重要性が説明されている通り、粗製乱造にはならないように注意しています。
先日古い本ですが「新しい文章力の教室」(唐木 元 著)という本を読んでみたところ、なるほど思うことがありましたので、自分への備忘録も兼ねて(自戒を込めて)まとめておきます。
「新しい文章力の教室」について
「新しい文章力の教室」には、非常にシンプルというか本質的なことがまとめられています。
章立は、
- 書く前に準備する
- 読み返して直す
- もっと明快に
- もっとスムーズに
- 読んでもらう工夫
となっています。
日頃どこまで自分ができているかは、ひとまず棚にあげて、自分のブログやKindle本について振り返ってみます。
以下、「新しい文章力の教室」の内容ではなく、章立てをヒントにした私の考えていることです。
自分の文章の質に疑問や悩みのある方は、一読してみてはいかがでしょうか?
書く前の準備と書いたら直す
最初の2つは、
- 文章を書く前には、書くための準備をする。
- 文章を書いたら、読み返して直す。
ということで、
どこまでできているかは別にすると、
- そもそも準備しないと文章は書けない。(自分は準備してから書いている。)
- 文章を書いたら一通り読んで、誤字脱字を修正したり、文章がおかしいところを直したりする。(文章を書いたら当たり前にやることだと思っている。)
といったことになります。
もっと明快に、スムーズに
ひとまず文章が形になったら、どこまでできているかは別にして、誤字脱字の修正は当然として、
- より分かりやすい表現にする。
- くどい文章をシンプルにする。
- できれば、読みやすい文章する。
という、いわゆる推敲をします。
私の場合ですが、
自分の文章の見直し(推敲)は、
- 時間切れで終了
となることが多いと感じています。
モノづくりの3要素にQCD、Q(品質)、C(コスト)、D(納期)というのがありますが、ブログなどの文章作成の場合、コストは自分の時間と考えると、納期は際限なく先送りすることができます。
しかし、ブログでは、「定期的に投稿を続けること」が重要だと考えていますので、必然的に納期により、文章の見直しをやめて投稿することになります。
ブログ記事なので見直しをどこまでするかは妥協しているともいえるかもしれませんが、それも含め実力だと考えています。
読んでもらう工夫
読んでもらう工夫は、文章のテクニック的なことになると考えています。
「読んでもらう」とは、自分でコントロールできない読者の立場になって、文章のテーマや表現を含めてよりよくなるように工夫することだと考えています。
工夫なので、これもどこまでやるかは自分で決めることになります。
私の場合、読んでもらう工夫が重要であることには同意ですが、ブログでは、「定期的に投稿を続けること」を重視しているので、限られた時間(納期)の中でできることをやるというスタンスです。
まとめ
文章を書くのが好きで、4つのブログを運営していますが、自分のブログ記事の質については客観的に判断するのが難しいです。
自分の文章の質に疑問や悩みのある方は、この記事で紹介した「新しい文章力の教室」を一読してみてはいかがでしょうか?
ここでは、「新しい文章力の教室」の章立てをヒントに、自分への備忘録も兼ねて(自戒を込めて)、自分のブログの文章について以下の項目でまとめました。
- 「新しい文章力の教室」について
- 書く前の準備と書いたら直す
- もっと明快に、スムーズに
- 読んでもらう工夫