2024年10月、マイクロソフトのオフィス2024が発売になりました。
長らくMicrosoft Office Home and Business 2010を使ってきましたが、10年ぶりくらいにセミナーでパワーポイントを使うため、Office 2024を購入しました。
ここでは、2024年10月に発売となったOffice 2024の日本での商用利用などについて説明します。
そもそもソフトウェアの商用利用とは
ソフトウェアのライセンスには様々な種類があります。
有料ソフトウェアはもちろんのこと、無料で使えるソフトウェア(フリーウェア)にも、フリーウェアやシェアウェアなどがあります。
一般的案フリーウェアとシェアウェアについて説明します。
フリーウェアとは
フリーウェアは無料で使えるソフトウェアで、インターネット上からダウンロードして、自分のPCにインストールして使います。
その他、
- フリーウェアはフリーソフトともいいます。
- フリーウェアの作者が著作権は有し、改変や販売は禁止されています。
- 動作保証はありません。
- 不具合がある場合、修正されるとは限りません。
シェアウェアとは
シェアウェアは、インストール後一定期間試用することができますが、試用期間後も継続的に使用した場合には、ソフトウェアのライセンス購入が必要となります。
試用期間中は全機能が使える、一部機能制限がある、また、広告が表示さされることが多く、ソフトウェアのライセンスを購入すると制限が解除されます。
商用ソフトウェアとは
会社の仕事で使うソフトウェアの場合、次のことが必要とされます。
- 使い方や問題があった場合には、サポート(サービス)が受けられること
- 不具合(いわゆるバグなど)がある場合は修正されること
このため、会社としてソフトウェアのライセンスを購入したり、サブスクリプション契約を結んで使うのが、商用ソフトウェア(利用可能なソフトウェア)です。
ライセンスには、インストールするPCの台数や利用者数、サポートやバージョンアップの提供などについて記載されています。
2種類のマイクロソフトOffice 2024
2024年10月に発売になったマイクロソフトのOffice 2024は、次の2種類です。
- Office Home 2024:¥34,480 (税込)
- Office Home & Business 2024:¥43,980 (税込)
2種類のOffice Home 2024の大きな違いは、
- Office Home 2024は、商用目的以外の使用(つまり商用利用不可と判断しました)、アウトルックが含まれないこと
- Office Home & Business 2024は、商用利用可であること
です。
Office 2024で使いたいソフト
使いたいソフトは、ワード、エクセル、パワーポイントで、主な用途は次の通りです。
- ワードは、ブログの原稿を作成したり、Kindle出版に使います。
- エクセルは、LibreOfficeやGoogleスプレッドシートでも問題ないと思いますが、Office 2024についてくるなら使います。
- パワーポイントは、セミナーの講師として使います。
これまで使っていたソフトウェアは、
- マイクロソフトのOffice 2010
- LibreOffice
- Googleドキュメント、スプレッドシート
で、ブログに使う文章や画像を作成しています。
近いうちに、Office Home & Business 2024を購入予定ですが、アウトルックは使用しないと思います。
発売当初、Office Home 2024は、商用利用可能とのネット記事をみかけましたが、マイクロソフトのWebサイトでは、
「Office Home 2024は、商用目的以外の使用」となっていますので、商用利用する場合には、Office Home & Business 2024が必要です。
商用利用とは
Office 2024が商用利用可能か否かが、なぜ気になるのかは、ソフトウェアライセンスの範囲が気になるからです。
私の場合、Office 2024をビジネス用途でも使いたいので、商用利用可能であることが必須だと考えています。
- ここでは、ブログでの画像作成やセミナーなどを想定しています。
一般的なソフトウェアのライセンスは、商用利用可能(ビジネス用途)の方が、個人や家庭での利用(ホームユース)よりも高い価格設定となっています。
学生や教員向けのアカデミックライセンスは、非常にお得です。使える方は積極的に利用した方がよいと思います。
私のOffice 2024の用途
私は、ブログでGoogleアドセンスやAmazonアフィリエイトもやっているので、規模はとても小さいとはいえビジネスとしてブログを運営していると考えています。
ブログで使っているテキスト(タイトルや文章)や図表のライセンスについては、以下の様に考えています。
- ブログのテキストのフォントについては、マイクロソフトのフォントを使わない(ブログを見るデバイスで使われるフォントが使われる)ため、特に商用利用云々の話はでてきません。
- ブログのアイキャッチや記事で使う表や画像を作るために、Office 2024のエクセルやパワーポイントを使うと、商用利用にあたると私は考えています。
- ブログで表や画像を使う場合には、LibreOfficeを使い、フォントは商用利用可能なフリーフォントを使っています。
- Office 2024を購入後は、LibreOfficeを使うことはなくなりそうです。
購入したOffice 2024のインストール
購入したOffice 2024をインストールする前に、使用していたMicrosoft Office Home and Business 2010を削除(アンインストール)します。
購入した、Office Home & Business 2024は、マイクロソフト・アカウントを使ってインストールしました。
ライセンスと共にインストール方法についても説明がありますので、素直に手順通りすれば問題なくインストールできます。
下図は、ライセンス契約の画面です。
- 使用許諾契約のリンクがありますので、今回はしっかり読みました。
図1 Office Home & Business 2024のラインセンス認証
インストール後にやること
Office Home & Business 2024インストール後にやることは、自分用のカスタマイズです。
例えば、次のようなことがあります。
- ワードでいろいろと自動的に変換してくれる機能を、ほぼ全てオフにすること。
- エクセルは、細かな設定変更が必要そうです。
クラウドに自動保存される設定もあるようなので、使いにくいと感じたらその都度設定を変更していこうと思います。
まとめ
2024年10月、マイクロソフトのオフィス2024が発売になりました。
長らくMicrosoft Office Home and Business 2010を使ってきましたが、10年ぶりくらいにセミナーでパワーポイントを使うため、Office 2024を購入しました。
ここでは、2024年10月に発売となったOffice 2024の日本での商用利用などについて、以下の項目で説明しました。
- そもそもソフトウェアの商用利用とは
- フリーウェアとは
- シェアウェアとは
- 商用ソフトウェアとは
- 2種類のマイクロソフトOffice 2024
- Office 2024で使いたいソフト
- 商用利用とは
- 私のOffice 2024の用途
- 購入したOffice 2024のインストール
- インストール後にやること