ブログ運営に使用しているDellのデスクトップPC「Inspiron 3881」を厚さ10mm弱の木板で簡単なPCラックを作り使っていたのですが、少々強度不足で板がたわんできました。
AmazonなどでPCラックやPCスタンドを探していましたが、デスクトップPCは7kg弱ありますので、お手頃なワゴンでは棚板が強度不足です。
板材で組むことも考えましたが、意外にコストがかかりますし、ノコギリで切るとしても20cm程度の長さになると曲がってしまいラックとして使えなさそうです。
そこで、PCラックに使えそうなラックを探していたところ、アイリスオーヤマの木製ラックが使えそうなので、PCラックを作りました。
PCの大きさと選んだラック
使用しているPC「Inspiron 3881」の大きさと重量のカタログスペックは、以下の通りです。
- 幅W154 D293 H324
- 6.4kg
選んだラックは、アイリスオーヤマの以下のラックです。
- アイリスオーヤマ ラック ディスプレイ リビング収納 本棚 靴箱 下駄箱 木製 3段 幅20×奥行29.2×高さ87.9cm ナチュラル OWR-200
市販の木製ラックから製作したPCラック
このラック、高さが87.9cmあり、使っている机の下には入らないので、加工が必要です。
完成形を見た方がわかりやすいと思いますので、完成後から説明します。
下図が、購入したラックを加工して製作したPCラックの写真です。
- 木製ラックの4つの縦板の上部をのこぎりで切り、上側の棚を別の位置に固定しています。

木製ラックを加工して製作したPCラック
図 木製ラックを加工して製作したPCラック
木製ラックの加工手順
木製ラックの加工手順は、棚の位置をどうするか決めて、現物合わせで加工していきます。
使用した道具は、後述します。
4本の縦板の加工(切断)
4本の縦板の上部を切断します。(左右の表裏があるので、何度も確認してから加工しました。
できるだけ丁寧にノコギリで切ります。
切り口は、NTドレッサーできれいにします。
棚板と補強板の取付
棚板は、加工せずに使用します。
棚板は、最下段はそのままの位置に固定しました。
下から2段目の棚板は、補強板を使えそうな位置に変更して固定しました。
- 後ろ側に補強板が入るのですが、PC後部の電源やコネクタと干渉しないように取り付けました。
以上で、PCラック完成です。
早速使っていますが、それなりに見た目もよく、しっかりしているので満足しています。

PCを載せた棚板は、縦板に下穴をあけて取り付けたのですが、棚板が水平にならず多少ガタが出てしまいましたが、動かすこともないのでOKとしました。
工作は好きですが、正直なところ下手なので、私としては十分満足できる仕上がりとなりました。
アイリスオーヤマの木製ラック加工に使った道具
使用した道具を紹介します。
ドリルは昔購入したリョービ製で、充電式ではないドライバー兼用タイプです。

リョービのパワーツール事業(電動工具・ガーデン機器・清掃機器等)は、現在京セラインダストリアルツールズに譲渡されています。
- ゼット販売 Z ハンディ200 大工目本体 15086
- NT(エヌティー) ドレッサー 中目 L-30P
また、NTドレッサーでの仕上がり具合がわからなかったので、以下の紙やすりを購入しましたが、結局使いませんでした。
- 髙儀(Takagi) 紙やすり #320 10枚入
まとめ
アイリスオーヤマの木製ラックを加工して、デスクトップPCのPCラックを製作しました。
少々ガタはありますが、使用上問題なく、見た目もきれいで満足できる仕上がりとなりました。
加工手順や使用した工具について、以下の項目で説明しました。
- PCの大きさと選んだラック
- 市販の木製ラックから製作したPCラック
- 木製ラックの加工手順
- 4本の縦板の加工(切断)
- 棚板と補強板の取付
- 木製ラックの加工手順
- アイリスオーヤマの木製ラック加工に使った道具