WordPressでブログ記事が増えていくと、記事のリビジョン(バックアップ)も増えていきます。
- リビジョンは、記事の「下書き保存」をしたり、「更新」したりすると増えます。
- なお、自動保存は、上書き更新される機能です。
これまで、シンプルにリビジョンを管理できるWordPressプラグイン「WP Revisions Control」を使ってきましたが、更新されないので別のプラグインに変更することにしました。
Google先生に聞いてみると、WordPressのリビジョンを管理するためには、次の2つのプラグインがよさそうです。
- Optimize Database after Deleting Revisions
- WP-Optimize
ここでは、リビジョンを管理できる2つのプラグインの違いと、「WP-Optimize」を使うことにした理由などについて説明します。
リビジョンを管理するWordPressのプラグイン
リビジョンを管理するWordPressのプラグインについて、Google先生に聞いてみると次の2つのプラグインに関する記事が多いようです。
- Optimize Database after Deleting Revisions
- WP-Optimize
以下、このプラグインを比べてみた結果を整理します。
私の場合、リビジョン数を10個程度に制限できればよいので、詳細な機能確認や動作チェックまではしていませんのでご了承ください。
機能で比べると
2つのプラグインを機能で比べてみると、
- シンプルなリビジョン管理ができるOptimize Database after Deleting Revisions
- 多機能なのは、WP-Optimize
といえそうです。
開発(更新)状況は、
2024年7月現在、2つのプラグインの開発(更新)情報は、
Optimize Database after Deleting Revisionsは、
- バージョン: 5.2.2
- 最終更新: 3か月前
- 対応する最新バージョン: 6.5.5
- 有効インストール数: 80,000+
です。
WP-Optimizeは、
- バージョン: 3.4.2
- 最終更新: 2週間前
- 対応する最新バージョン: 6.6
- 有効インストール数: 100万以上
となっています。
WP-Optimizeを選んだ理由
今回は、WP-Optimizeを使ってみることにしました。
理由は、以下の2点です。
- 対応する最新バージョン: 6.6
- 有効インストール数:100万
私の場合、
- 「投稿記事のリビジョンを一定数(10個程度)に維持したい。」
だけなので、どちらのプラグインを使っても問題はなさそうです。
WP-Optimizeの設定:データベース(リビジョン管理)
使わなくなったWP Revisions Controlは、無効化後削除しました。
WP-Optimizeをインストール、有効化します。
- 有効かするとWordPressnのメニューに、WP-Optimizeのメニューが追加されます。
WP-Optimizeの設定は、以下のようにしています。
- このブログを含めすべて同じ設定としています。
WP-Optimizeの設定の「データベース」の最適化項目は、デフォルトでは以下の項目にチェックが入っています。
各項目ごと最適化を実行できます。
- データベーステーブルの最適化
- すべての投稿リビジョンをクリーン
- すべての自動下書き投稿をクリーンアップ
- すべてのゴミ箱内の投稿をクリーンアップ
- スパムとゴミ箱のコメントを削除する
- 未承認コメントの削除
なお、上記項目よりも下にある項目には、項目名の先頭に「!」があり、チェックボックスにチェックが入っていません。
- 初期設定でオフになっている項目は、基本的にそのままにすることにしているので、そのままにしています。
「データベース」の「設定」でリビジョン管理の詳細を設定できます。
こでまで、「WP Revisions Control」でリビジョンを10個保存していたので、「設定」の「一般設定」で以下のように設定しました。
- 「Always keep 10 post revisions」
WP-Optimizeの設定:画像
WP-Optimizeでは、リビジョン管理以外の機能をもっています。
WP-Optimizeの設定の「画像」の設定は、他に画像圧縮のプラグインを使っているため、
WP-Optimizeの設定:キャッシュ、軽量化
WP-Optimizeの設定の「キャッシュ」と「軽量化」の設定は、デフォルトのオフのままです。
まとめ
WordPressでブログ記事が増えていくと、記事の「下書き保存」をしたり、「更新」したりすると増えるリビジョンも増えていきます。
これまで、シンプルにリビジョンを管理できるWordPressプラグイン「WP Revisions Control」を使ってきましたが、更新されないため別のプラグインに変更することにしました。
ここでは、リビジョンを管理できるプラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」と「WP-Optimize」の違いと、「WP-Optimize」を使うことにした理由などについて、以下の項目で説明しました。
- リビジョンを管理するWordPressのプラグイン
- 機能で比べると
- 開発(更新)状況は、
- WP-Optimizeを選んだ理由
- WP-Optimizeの設定:データベース(リビジョン管理)
- WP-Optimizeの設定:画像
- WP-Optimizeの設定:キャッシュ、軽量化